イギリスクラシック三冠【373,374,375】
今回のネタは、イギリスの競馬(G1)です。
【373】2000ギニーステークス
- ニューマーケット競馬場[サフォーク]
- 1809年、第1回の優勝馬はウィザード。
- 芝の直線1マイル(約1609m)で行われる。日本の皐月賞はこの競走に範をとっている。
【374】ダービーステークス
【375】セントレジャーステークス
- ドンカスター競馬場[サウス・ヨークシャー]
- 1776年、「スウィープステークス」として施行された。(優勝馬はアラバキュリア)
- 世界最古のクラシック競走である。日本の菊花賞はこの競走に範をとっている。
日本三大桜【370,371,372】
今回は、日本の三大桜。
「三大巨桜」とも呼ばれます。
【370】三春滝桜(みはるたきざくら)
※「三春の滝桜」「滝桜」とも呼ばれる。
- 福島県田村郡三春町にある、エドヒガン系のベニシダレザクラ。
- 満開時には滝が流れるような姿になることからその名が付いた。
- 江戸時代、加茂季鷹(かも の すえたか)が「陸奥にみちたるのみか四方八方にひびきわたれる滝桜花」と詠んだ。
【371】神代桜(じんだいざくら)
※「山高(やまたか)神代ザクラ」とも呼ばれる。
- 山梨県北杜市の実相寺境内にあるエドヒガンザクラ。
- 日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征の際に植えたといわれる。日蓮が、この木の衰えているのを見て、祈ったところ蘇ったといわれる。
- 日本最古の桜といわれる。根回り13.5mは日本一。
【372】淡墨桜(うすずみざくら)
関東三大師【361~366】
さて、今回は関東三大師(かんとうさんだいし)。
関東三大師とは本来、弘法大師(空海)を祀る「関東厄除け三大師」のことを言いますが、厄除け大師とも呼ばれる元三大師(良源)を祀る3つの寺院を「関東の三大師」という場合も多く、ややこしいです。
▼関東厄除け三大師 ※全て真言宗の寺。
※それぞれ、1行目は寺号と山号です。(「▼関東の三大師」も同様)
【361】西新井大師(にしあらいだいし) [東京都足立区]
【362】川崎大師 [神奈川県川崎市]
【363】観福寺(かんぷくじ)大師堂 [千葉県香取市]
▼関東の三大師 ※全て天台宗の寺。
※別の寺院を「関東の三大師」に含める場合もあります。
【364】佐野厄除け大師 [栃木県佐野市]
【365】青柳(あおやぎ)大師 [群馬県前橋市]
- 龍蔵寺(りゅうぞうじ)/山号:青柳山(せいりゅうさん)
- 784年、勝道によって創建されたと伝えられる。
- 1783年、浅間山の大噴火の際、僧が現れ、一心に読経し村人を救った。
【366】川越大師 [埼玉県川越市]
東京にある国立美術館【358,359,360】
※「独立行政法人国立美術館」が管理・運営している。
【358】東京国立近代美術館(MOMAT)
- 千代田区の北の丸公園内にある。本館の建築は谷口吉郎(よしろう)の設計による。
- 本館、国立映画機関である「フィルムセンター」(京橋本館、相模原分館)、「工芸館」から構成される。
- 重要文化財は、原田直次郎『騎龍観音』、新海竹太郎『ゆあみ』、萬(よろず)鉄五郎『裸体美人』、中村彝(つね)『エロシェンコ像』など。
【359】国立西洋美術館(NMWA)
- 台東区の上野公園内にある。松方幸次郎の松方コレクションを基として設立された。本館の基本設計はル・コルビュジエによる。略称「西美(せいび)」。
- 1994年には「バーンズ・コレクション展」が開催された。本館は2016年「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-」の構成資産として世界文化遺産に登録された。
- 収蔵作品をいくつか挙げると、ルーベンス『豊穣』、コロー『ナポリの浜の想い出』、クールベ『物思うジプシー女』、モネ『睡蓮』、ゴーギャン『海辺に立つブルターニュの少女たち』など。
【360】国立新美術館(The National Art Center, Tokyo)
ハナ肇とクレージーキャッツ【352~357】
見出しは、クレージーキャッツのメンバーとその担当楽器です。
※今回取り上げた6人以外にも、脱退した石橋エータローなど、取り上げていないメンバーがいます。
【352】ハナ肇(はじめ) ドラムス
- 本名、野々山定夫。
- 『巨泉×前武ゲバゲバ90分!』内でヒッピー姿で言うギャグ「アッと驚く為五郎」は流行語にもなった。
- 『新春かくし芸大会』における銅像コントの銅像役としても有名。
【353】植木等 ボーカル、ギター
- 映画「無責任シリーズ」「日本一の男シリーズ」などで主演を務めた。
- 『シャボン玉ホリデー』における「お呼びでない? ~ こりゃまた失礼いたしました!」のフレーズや、「アイデアル傘」のCMにおける「なんでアル? アイデアル」などで有名。
- 長男は歌手・作曲家の比呂公一(ひろ・こういち) ※本名、植木廣司(ひろし)。
【354】谷啓 ボーカル、トロンボーン
- 本名、渡部泰雄(わたべ・やすお)。芸名の由来は、アメリカのコメディアン、ダニー・ケイ。
- 「ガチョーン」「ビローン」「ムヒョーッ」「アンタ誰?」などのギャグで人気を博した。
- 映画「釣りバカ日誌シリーズ」で佐々木和男(営業三課課長、営業本部次長)役を演じた。森繁久彌主演のミュージカル『屋根の上のバイオリン弾き』で肉屋のラザール・ウォルフ役を演じた。
【355】犬塚弘(いぬづか・ひろし) ベース
- 本名、犬塚弘(ひろむ)。愛称「ワンちゃん」。植木等、ハナ肇、谷啓に次ぐクレージー“第4の男”として売り出された。
- 映画『素敵な今晩わ』『ほんだら剣法』などに主演。
- 2012年11月、桜井センリが死去したことにより、クレージーキャッツのメンバーで最後の存命者となった。
【356】安田伸(しん) テナーサックス
- 本名、安田秀峰(ひでみね)。
- ブリッジをしながらサックスを吹き鳴らす芸で有名。
- 妻の竹腰美代子(たけこし・みよこ)は、香淳皇后の体操の先生としても知られる美容研究家で、日本のテレビ体操の草分けとして知られる。
【357】桜井センリ ピアノ
- 本名、桜井千里。父の赴任地のロンドンで生まれた。
- 「キンチョール」のCMで演じた「センリ婆さん」のキャラクターも有名。同CMで披露した「ルーチョンキ」のギャグは流行語になった。
- スリーファンキーズの『ナカナカ見つからない』、弘田三枝子の『明日をみつめて』の作曲者。
結成50周年 クレイジーキャッツ コンプリートシングルス HONDARA盤
- アーティスト: クレイジー・キャッツ,植木等,ハナ肇とクレイジー・キャッツ,谷啓,園まり,ハナ肇,藤田まこと
- 出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン
- 発売日: 2005/01/26
- メディア: CD
- 購入: 4人 クリック: 84回
- この商品を含むブログ (79件) を見る
てんぷくトリオ【349,350,351】
結成当初は「ぐうたらトリオ」という名前でした。
【349】三波伸介
- 本名は澤登(さわと)三郎。長男は喜劇役者の「二代目 三波伸介」(旧名:三波伸一)。
- 「びっくりしたナァ、もう!」のギャグで有名。
- 『笑点』[日本テレビ系]の3代目司会者を務めた。『三波伸介の凸凹大学校』[テレビ東京]の「校長」(司会)を務めた。
【350】戸塚睦夫 (とつか・むつお)
- 本名は同じ。愛称は「ムッちゃん」。父は剣劇俳優の藤岡肇。
- 『てなもんや三度笠』の「甲州編」に暗闇の丑松(くらやみのうしまつ)役で出演。※三波伸介は河内山宗俊(こうちやま そうしゅん)役、伊東四朗は中村雨之丞(なかむら あまのじょう)役で出演。
- 昭和48年、肝硬変により満42歳で死去。