2014-01-06 古史古伝【55,56,57】 日本史 文学 当然のことですが我が国の古代史の資料は『古事記』と『日本書紀』だけではありません。 今回は、メジャーな学界からは偽書とみなされている古代史の資料を取り上げます。 【55】『竹内文書(たけうちもんじょ)』 昭和3年、竹内巨麿が公開。 ヒヒイロカネという金属について記されている。 磯原文書、天津教文書ともいわれる。 【56】『東日流外三郡誌(つがるそとさんぐんし)』 和田喜八郎によって彼の自宅から発見されたとされる。 東北地方の歴史について記されている。 遮光器土偶に似た荒覇吐(アラハバキ)神が登場する。 【57】『上記(うえつふみ)』 1837年豊後国で発見された。 『大友文献』『大友文書』などともいわれる。 写本「宗像本」を筆写したのは幸松葉枝尺(さちまつ・はえさか)。 謎の東日流外三郡誌―日本は二つの国だった! (1980年) 作者: 佐治芳彦 出版社/メーカー: 徳間書店 発売日: 1980/02 メディア: ? この商品を含むブログを見る