フランス6人組【91,92,93】

今回のテーマは、「6人組」と総称されるフランスの作曲家たちです。

【91】アルテュール・オネゲル

• 両親はスイス人。第一次世界大戦の際はスイス軍に従軍。
• 『ダヴィデ王』『夏の牧歌』『火刑台上のジャンヌ・ダルク』『パシフィック231』『ラグビー』。
• 最後の作品は『クリスマス・カンタータ』。

【92】ジェルメーヌ・タイユフェール

• 「フランス6人組」唯一の女性メンバー。
• ジャン・コクトーに「耳のマリー・ローランサン」と呼ばれた。
• ヴァイオリニスト、ジャック・ティボーと愛人関係にあったこともある。

【93】フランシス・プーランク

• カール・B・シュミットが編纂した「FP番号」によって作品が整理されている。
• オペラ『ティレジアスの乳房』『カルメル派修道女の対話』『人間の声』。バレエ音楽『牝鹿』『典型的動物』。
• ピアニスト、ガブリエル・タッキーノは、彼の唯一の弟子。

他の3人についても簡単に触れておきます。

【ルイ・デュレ】

• フランス6人組で唯一、バレエ音楽『エッフェル塔の花嫁花婿』の作曲に参加していない。

【ダリウス・ミヨー】

• 『屋根の上の牛』『世界の創造』『ルネ王の暖炉』。

【ジョルジュ・オーリック】

• 『自由を我等に』『美女と野獣』『赤い風車』『ローマの休日』『恐怖の報酬』『居酒屋』『クレーヴの奥方』『さよならをもう一度』など映画音楽の作曲で有名。

フランス6人組:バレエ音楽「エッフェル塔の花嫁花婿」/他