2014-08-26 豊臣政権の五奉行【163,164,165】 日本史 前回は五大老を取り上げたので、今回は五奉行。 見出しとして取り上げたのは、 浅野長政、石田三成、長束正家。 ちなみに、残り2人は、 増田長盛(ましたながもり)、前田玄以(げんい)。 ※五奉行のメンバーが誰かについては諸説あるようです。 【163】浅野長政 「長政」の前は「長吉(ながよし)」と名乗った。 常陸国真壁藩初代藩主。 長男の幸長(よしなが)は紀伊国和歌山藩初代藩主。 【164】石田三成 関ヶ原の戦いでは西軍の主導者だった。(西軍の総大将は毛利輝元) 豊臣秀吉と出会った時の「三杯の茶(三献茶)」のエピソードで有名。出典は『武将感状記』。 佐和山城に入城し、大改修を行った。「治部少(じぶのしょう)(石田三成)に過ぎたるもの二つあり 島の左近(島左近)と佐和山の城」と言われた。 【165】長束正家 1595年、近江国の水口(みなくち)岡山城に入城。(1590年には同じく五奉行の増田長盛が入場している) 関ヶ原の戦いでは東軍の池田長吉(ながよし)に欺かれ、弟の直吉(なおよし)と共に、奥村左馬助の介錯で切腹。 和田竜の『のぼうの城』では傲慢な人物として描かれている。(映画では平岳大(ひら・たけひろ)が演じた)