2014年のノーベル物理学賞受賞者【181,182,183】
昨日、テレビのニュース番組の速報で、日本人3人(※中村修二は米国籍)がノーベル物理学賞を受賞したというニュースを聞きました。
というわけで、その3人を今回のテーマとします。
※受賞理由は高輝度青色発光ダイオードの発明。
【181】赤﨑勇(あかさきいさむ)
- 京都大学理学部化学科卒業。名城大学終身教授、名古屋大学特別教授。
- 2002年藤原賞、2011年IEEEエジソンメダルなど受賞多数。
- 著書に『電気・電子材料』『青い光に魅せられて 青色LED開発物語』など。
【182】天野浩(あまのひろし)
- 名古屋大学工学部電子工学科卒業。名古屋大学教授。
- 赤﨑勇らとともに、窒化ガリウムを用いた高輝度の青色発光ダイオード(青色LED)の開発に成功。
- 2008年「窒化物半導体の結晶成長とデバイス応用に関する研究」により日本結晶成長学会論文賞受賞。
【183】中村修二(なかむらしゅうじ)
- 徳島大学工学部電気工学科卒業。カリフォルニア大学サンタバーバラ校(UCSB)教授。愛媛大学客員教授。
- 日亜化学工業の社員時代、青色発光ダイオードの量産化につながる「ツーフローMOCVD」(通称:404特許)を発明。
- 2002年ベンジャミン・フランクリン・メダル(工学)受賞。2006年ミレニアム技術賞受賞。2008年アストゥリアス皇太子賞(学術・技術研究部門)受賞。2011年エミー賞(技術工学部門)受賞。