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徳川御三家【247,248,249】

徳川将軍家に次ぐ地位を持っていた「御三家」。

※それぞれの一番上の行(青文字)は始祖です。

この3人の始祖の父親は徳川家康です。

(義直は九男、頼宣は十男、頼房は十一男)

 

【247】尾張徳川家

  • 徳川義直(よしなお)
  • 御三家の筆頭格だが、この家系からは将軍は一人も出なかった。
  • 第19代当主の徳川義親(よしちか)は「虎狩りの殿様」の異名で知られる植物学者で、貴族院議員も務めた。

 

【248】紀州徳川家

  • 徳川頼宣(よりのぶ)
  • 第5代藩主吉宗と第13代藩主慶福(よしとみ)が、それぞれ第8代将軍徳川吉宗、第14代将軍徳川家茂となった。
  • 第16代当主の徳川頼貞は「音楽の殿様」とも呼ばれた音楽学者で、貴族院議員、参議院議員も務めた。

 

【249】水戸徳川家

  • 徳川頼房(よりふさ)
  • この家系からは将軍は出ていないが、第9代藩主斉昭の子で一橋徳川家に養子に入った慶喜が15代将軍となっている。
  • 第13代当主の徳川圀順(くにゆき)は、第2代藩主光圀(みつくに)によって編纂が開始された歴史書大日本史を完成させた。圀順は昭和15年から21年まで日本赤十字社の社長を務めた。