生物系三大奇書【295,296,297】
前回に引き続き「三大奇書」です。
それぞれ、1行目は著者です。
【295】『平行植物』
- レオ・レオニ ※絵本『スイミー』の作者。
- 平行植物とは「時空の間(あわい)に棲み、われらの知覚を退ける植物群」と定義される架空の存在。
- ウミヘラモ、タダノトッキ、ツキノヒカリバナ、マネモネ、メデタシなどの平行植物が登場。(同書は宮本淳訳の日本語版がある)
1970年にアントウェルペンで開催された第1回国際平行植物会議において、平行植物をアルファ・グループとベータ・グループに分類することが提唱された。
【296】『アフターマン』
【297】『鼻行類』
- ハラルト・シュテュンプケ〈本名:ゲロルフ・シュタイナー(動物学者)〉
- スウェーデン人探検家エイナール・ペテルスン・シェムトクヴィストが漂着したハイアイアイ群島には、鼻で歩く一群の哺乳類「鼻行類」が独自の進化を遂げていた、といった内容。
- ムカシハナアルキ、ナゾベームなどの動物が登場。
鼻行類―新しく発見された哺乳類の構造と生活 (平凡社ライブラリー)
- 作者: ハラルトシュテュンプケ,Harard Stumpke,日高敏隆,羽田節子
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 1999/05
- メディア: 新書
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