リーガ・エスパニョーラの賞【328~333】
今回は、スペインのプロサッカーリーグ、リーガ・エスパニョーラに関する賞です。
この賞は日刊スポーツ紙『マルカ』が主催しています。
『マルカ』はスペインで最も多くの人に読まれている日刊新聞だそうです。
※それぞれ1行目は、名前の由来となった人物。
【328】ピチーチ賞
- ピチーチ(本名:ラファエル・モレノ・アランサディ)・・・1911年から1921年までアスレティック・ビルバオに所属したFW(フォワード)。
- “得点王”に与えられる。
- 第1回(1928-29シーズン)の受賞者はパコ・ビエンソバス[レアル・ソシエダ]。テルモ・サラが最多の6回受賞している。
【329】サラ賞
- テルモ・サラ・・・1940年から1955年までアスレティック・ビルバオに所属したFW。「スペイン史上最高のストライカー」と呼ばれる。
- スペイン人最多得点者に与えられる。
- プリメーラ・ディビシオン(1部)における第1回(2005-06シーズン)の受賞者はダビド・ビジャ[バレンシアCF]。ビジャは2009-10シーズンまでに計4回受賞。
【330】サモラ賞
- リカルド・サモラ・・・サッカーの歴史上最高と言われるGK(ゴールキーパー)の一人であり、「エル・ディビーノ(神聖なる男)」の愛称で呼ばれる。
- 1試合当たりの平均失点が最も少なかったGKに与えられる。
- 第1回(1928-29シーズン)の受賞者は、賞の名前にもなっているリカルドサモラ(計3回受賞)。最多の5回受賞しているのはアントニ・ラマレッツとビクトール・バルデス。
【331】ミゲル・ムニョス賞
- ミゲル・ムニョス・・・レアル・マドリード(1959~74年)、スペイン代表(1982~88年)などで監督を務めた。
- 最優秀監督に贈られる。
- プリメーラ・ディビシオンにおける第1回(2005-06シーズン)の受賞者はベルント・シュスター[ヘタフェCF]。シュスターは選手時代に西ドイツ代表でもプレーした。
【332】グルセタ賞
- エミリオ・グルセタ・・・スペインの著名な審判。
- 最優秀審判に与えられる。
- プリメーラ・ディビシオンにおける第1回(1986-87シーズン)の受賞者はヒメネス・モレーノとソリアーノ・アラドレン。最多受賞者は4回連続を含む計5回のアントニオ・ロペス・ニエト。
【333】ディ・ステファノ賞
- アルフレッド・ディ・ステファノ・・・選手時代はレアル・マドリード、アルゼンチン代表、スペイン代表などで活躍。
- 最優秀選手に与えられる。
- 第1回(2007-08シーズン)の受賞者はラウル・ゴンサレス[レアル・マドリード]。