SF界のビッグスリー【241,242,243】
今回のテーマは、
海外SF御三家
【241】 ロバート・A・ハインライン
- 『ダブル・スター』(1956)、『宇宙の戦士』(1960)、『異星の客』(1962)、『月は無慈悲な夜の女王』(1967)でヒューゴー賞・長編小説部門を計4回受賞(( )内は受賞年)。※『ダブル・スター』は『太陽系帝国の危機』という邦題でも知られる。
- 上記以外の代表作は『人形つかい』『夏への扉』『メトセラの子ら』『悪徳なんかこわくない』など。
- その作中で、携帯電話、動く歩道、遠隔マニピュレータ 、オンライン新聞、ウォーターベッド、パワードスーツなど、執筆当時開発されていなかったものを登場させた。
【242】アイザック・アシモフ
- 代表作は『ファウンデーション』シリーズ、『鋼鉄都市』、『神々自身』、「黒後家蜘蛛の会」シリーズなど。
- 短編集『われはロボット』の中で有名な「ロボット工学三原則」を示した。(SF作家でSF雑誌編集者のジョン・W・キャンベル Jr.が三原則にまとめた)
- ポール・フレンチ名義では「ラッキー・スター」シリーズなどのジュブナイル作品を残した。
【243】アーサー・C・クラーク
- 代表作に『2001年宇宙の旅』『2010年宇宙の旅』『2061年宇宙の旅』『3001年終局への旅』や、『幼年期の終り』、『宇宙のランデヴー』、短編『太陽系最後の日』などがある。
- 1945年に、静止衛星による全世界通信ネットワークのアイデアを発表。
- 「クラークの三法則」や、名言「人類の一番の悲劇は、道徳が宗教にハイジャックされたことだ」などでも知られる。
※クラークの三法則とは、以下の3つの法則です。
高名だが年配の科学者が可能であると言った場合、その主張はほぼ間違いない。また不可能であると言った場合には、その主張はまず間違っている。
可能性の限界を測る唯一の方法は、不可能であるとされることまでやってみることである。
充分に発達した科学技術は、魔法と見分けが付かない。
▼引用元
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