三跡(三蹟)【310,311,312】
書道の三跡(さんせき)です。
「入木道の三蹟」とも呼ばれます。
【310】小野道風(みちかぜ / トウフウ)
- 小野篁(たかむら)の孫。小野好古の弟。
- 花札の11月の20点札の絵柄になっている。
- 出身地である愛知県春日井市には、道風の業績の紹介や、書道作品などが展示されている書道専門の美術館「道風記念館」がある。
【311】藤原佐理(すけまさ / サリ)
- 藤原実頼の孫。藤原敦敏の長男。
- 真跡(その人が実際に書いたと認められる筆跡)に、香川県立ミュージアム所蔵の詩懐紙や、畠山(はたけやま)記念館所蔵の「離洛帖」などがある。
- 大三島(おおみしま)の大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)[愛媛県今治市]、六波羅蜜寺[京都市東山区]などの扁額を書いた。
【312】藤原行成(ゆきなり / コウゼイ)