高校三羽烏(プロ野球1970年ドラフト)【196,197,198】
またまた三羽烏なわけですが、今回でひとまず三羽烏はひと区切りといたしまして、次回からは別の3人の名数を取り上げていく予定です。
連続で「3人の名数」になるのか、名数ではないテーマをはさんで、飛び飛びになるのかは、その時になってみないと分かりません。
さて、今回のテーマに選んだ野球選手3人は、
「高校生ビッグ3」とも呼ばれました。
3人ともドラフト1位でプロ野球入りしています。
※それぞれ、一番上は選手歴です。
【196】島本講平
- 和歌山県立箕島高等学校→南海ホークス→近鉄バファローズ
- 三沢高校[青森県]のエース・太田幸司(“コーちゃん”)に続く甲子園のアイドルとして“コーちゃん2号”、“2代目コーちゃん”と呼ばれた。(自身の名前「講平(こうへい)」にも因んでいる)
- 弟の島本啓次郎も元プロ野球選手で、バファローズで約2年半、チームメイトだった。娘の島本真衣はテレビ朝日アナウンサー。
【197】佐伯和司(さえきかずし)
- 広陵高等学校[広島県]→広島東洋カープ→日本ハムファイターズ→広島東洋カープ
- 1970年ドラフト1位でカープに入団。(ちなみに、ドラフト5位で入団したのは金城基泰(かねしろもとやす))
- プロ入り3年目の1973年、フォークボールを習得し19勝、カープが初優勝した1975年には15勝を挙げた。